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新年明けましておめでとうございます。 本年もよろしくお願い申し上げます。
2020.01.08

新年明けましておめでとうございます。 本年もよろしくお願い申し上げます。



 

さて、2020年初回は今年正式にスタートするBEAUTY SAVE HANDの活動について、私の思いを書こうと思います。

 

美容師さんにとって、手荒れの問題は常につきものでしょう。一昔前は手が荒れているのは、仕事を頑張っている証拠と言う人がいました。手荒れは痛みとかゆみ、時には出血をも伴います。それが原因で心が疲弊し、美容師という職業から離れてしまう人さえいます。これは業界全体を揺るがす大問題です。各メーカーさんも必死に取り組み、美容師さんの手にいたわりを持って、薬剤を研究開発しています。

日本には「白魚のような手」という、女性の手を褒める言葉が古来からあります。手は体中で最も酷使されるパーツです。その手を褒められるということは、隅々まで気を使っているという女性の女子力を賞賛されているようなものです。この視点から考えると、女性の美容師さんにとって手荒れほどつらいことはないと思います。

しかし、手荒れは女性だけの問題ではありません。

手荒れで苦しむのは男性も変わらないと思います。接客する人の手荒れについて、気の毒に思うお客さまがいらっしゃることもあります。令和の時代になり美を創造する人の手、直接人間に触れる手について、さまざまな思いが生まれていくでしょう。

さて、人にとって手はどんな価値があるのか考えてみましょう。スマホを触る、操作する。食事をつくる、食べる。食材と食事をつくってくれた人に感謝し、「いただきます」と手を合わせる。顔を洗う、メイクアップする。髪を切る、スタイリングする。洋服をつくる、着る。映画のチケットを係員に渡す、チケットをもぎる、チケットを渡す。チケットを受け取る、ポップコーンをとり口に運ぶ、大笑いして口に手を当てて恥じらう。涙を手で拭う・・・・・・・何かをする。感情を表す。

これら全てに「手」が使われます。そして、「手」はいつも誰かの目に触れています。その手が自分以外の誰かの心に、何らかの感情を呼び起こします。その手にあなたは何を思いますか?

手荒れを防ぐために最も大切なことは、まめに手をねぎらうことです。手は美容室でのお仕事で最も酷使され、水と薬剤にさらされます。一つの作業が終わるたび、ポケットに忍ばせたハンドクリームをそっと手に取り、軽く擦り込むだけで良いです。薬剤を触ったら、必ず水洗してください。営業後には、肘までしっかり水洗し、ハンドクリームを肘まで擦り込みましょう。手荒れは、炭水化物を摂りすぎれば、どんどん悪化します。合成甘味料入りのジュースとお菓子もやめましょう。ささいなことですが、これを習慣づけることで、手荒れは必ず改善されます。

私の手は男性も驚くほど大きいです。日本製の女性用手袋はどれも小さくて、海外に行った時に探します。それでも私の手にしっくりくるサイズの手袋に出会うことはほとんどありません。しかも爪も大きいです。基本的な女子力が低い私です。しかし手がコンプレックスな私はジェルネイルを欠かしません。その手を褒められると、本当にうれしく思います。私にとって手は、仕事の糧であり、大切な人々と何かを共有するためのものでもあります。私の手をいたわり、毎回ケアとネイルデザインを施してくれるネイリストさんに心から感謝しています。

自分の手だけれどその手で誰かと何かを共有していること、みなさんも気づいていますよね。

 

どうか「BEAUTY SANE HAND」の活動が、みなさんの幸せに繋がりますよう。2020年をスタートさせましょう。

 

ビューティーライフアドバイザー

福谷 貴美子